2020年ベストアルバム

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ここはsora tob sakanaへの想いを成仏させるために短期間だけ開設したブログで、もう更新することは無いと思ってましたが、毎年Twitterで年間ベストアルバムを更新するのが結構手間なのでここを使ったほうが楽なんじゃね?と思い立ちました。というわけで今年のTOP30です。

 

今年はコロナ禍の影響もあってか新作のリリースがぐっと減りました。今年買った純然たる新作は去年より100枚くらい少なかったみたいです。でも一時期在宅ワークしたり、ライブも無く家にいることが多くなり、そしてレコードプレイヤーを新しく買った影響もあり、音楽を聴く時間は確実に増えました。そして、エモ・パンク・HCのレコードを収集することに目覚めた結果、音楽につぎ込んだ金は去年と対して変わらない気が・・・どうでもいい前段は置いといて始めます。

 

●No.30 You'll Be Fine/Hot Mulligan 

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ミシガンのエモリバイバルバンドの2枚目のフルアルバム。1曲目こそトゥインクルなイントロだが、全体的にはモダンポップパンク色が強く、耳に残るがなるような歌声が印象的。でも決してスクリーモ~激情的にはならずこのダミ声がひたすら切ないメロディを際立たせる。同郷のCharmerの新作Ivy(今回は惜しくも選外)もそうだったが、今年は典型的なエモリバイバルから脱却した”聴かせる”作品が個人的に刺さった。

 

●No.29 Lament/Touche Amoref:id:UshiroM:20201222204726j:plain

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現行ポスト・ハードコア代表格バンドの5作目。元々、典型的な激情系の枠に収まらないスタイリッシュさを持つバンドだったが、ロス・ロビンソンをプロデューサーに迎えた今作でより多彩なアプローチを追求。ポストパンク、カントリー、ピアノバラードなどサウンドの幅を広げつつも、Jeremy Bolmの壮絶でエモーショナルな歌唱は不変。

 

●No.28 The View From Halfway Down/Andy Bell

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シューゲイザーレジェンドRIDEのフロントマンにして、OASISの元メンバーでもある才人の初のソロ名義の作品。60年代のサイケデリックロックから影響を受けたメロディラインは健在だが、ほぼ一人で製作したこともあり、サウンドエレクトロニカクラウトロック色が強くRIDEとは一味違うサイケデリアを生み出している。個人的にはBECKにも通じる自由奔放さを感じた。昨年のRIDEの新作でも思ったが、50歳とは思えない程感覚が若い!

 

●No.27 ファルセット/RYUTist

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新潟の古町をベースに活動するアイドルグループの4作目。シングルリリースした楽曲をアルバムに組み込んだ初の作品となった。楽曲提供は沖井礼二・北川勝利といったポップマエストロから、シンリズム・Kan Sano・柴田聡子・Ikkubaruといった新進アーティストまで豪華な顔ぶれで正にポップミュージックの玉手箱。特に蓮沼執太によるALIVEは新機軸で出色の出来。これらの楽曲を彩る4人の自然なハーモニーは不変で至高。

 

●No.26 20/20/Knuckle Puckf:id:UshiroM:20201222210610j:plain

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現行ポップパンクシーン最注目株による3作目。オルタナ色の強いアグレッシブなサウンドとメランコリックでキャッチ-なメロディが持ち味だったが、今作はよりポップさを追求し00年代ポップパンク~ギターポップ的なアプローチに。NFGの王道ポップパンク回帰に呼応したような突き抜けた爽快さ、Third Eye Blindを彷彿とさせるギターアプローチは、このサウンドが青春だった自分のような世代には堪らない。

 

●No.25 Gold/FAREWLL,My L.u.v

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名古屋をベースに活動するSoul~R&B~HIP HOPアイドルの新作。児玉律子とサポートメンバーのタイロン・ウッズの2名体制での作品となった。1曲目からサポートメンバーをメインに据えるという掟破りのダンスチューンHappy Lightに始まり、極上浮遊レゲエチューン染まっていく、ミニマルでジャジーで90’Sなトラックが刺激的なObsessionなどバラエティ豊かな楽曲が並び、児玉律子のボーカリストとしてのポテンシャルを存分に味わえる。

 

●No.24 No Driver/I Love Your Lifistyle

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スウェーデンのエモ~メロディックバンドの3作目。前作の路線を継承した持ち味のキャッチ-でパンキッシュなサウンドに加え、シンセも多様しより広義のギターポップファンの心を掴む作品に。全曲シンガロング必至の捨て曲無し。母国語で歌う曲があるのも良いし、ミディアムテンポの楽曲が特に沁みる。そして、特筆すべきはジャケットが可愛い。

 

●No.23 Blue Hearts/Bob Mould

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Husker Du~Sugar~ソロと活動してきたハードコアパンクオルタナの大重鎮のソロ14作目。コロナ禍~BLM~大統領選に端を発したアメリカの混乱に対する怒りをストレートにぶつけた原点回帰作品。パンクロックと政治は切り離せないものであるけど、この作品に説得力をもたらしているのは綴られた言葉ではなく、演奏とボブの絶唱から感じる『音に込められた怒り』、そしてどれだけアグレッシブになっても損なわれないメロディセンスだろう。

 

●No.22 Red Eye/Randy Goodrum

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アメリカのAOR界を代表する(自分はこのアルバムで初めて存在を知ったのだけど)SSWの26年ぶりの新作。タワレコで何の気なしに試聴して、再生した一音目からこれは絶対間違いないやつだとわかり即購入。全楽器パート・メロディ・歌・コーラスの調和が心地よすぎる。王道かつモダンなアレンジを盛り込んだThe Hubが特にお気に入り。

 

●No.21 THE PARK/赤い公園

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個人的世界で一番好きな女性ボーカリストの1人である石野理子(exアイドルネッサンス)が新ボーカルとして加入後初のフルアルバム。一聴して赤い公園とわかるサウンドやメロディを核に残しつつ、石野の歌声を100%活かせる楽曲にシフトさせた津野米咲の才能と力量に感服。直近で発表されたシングルも傑作で今後のさらなる飛躍を期待していただけに、津野の急逝がただただ残念。

 

●No.20 Compartidas/Asi

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Gonza Sanchezを中心としたアルゼンチンのバンドの3枚目のアルバム。元々はドリーミーなインディロックだったが、前作(国内版はこのアルバムとの2in1)からAOR/ジャズのテイストが盛り込まれ、今作はその志向をより強めた作品となった。女性ボーカルをフィーチャーした楽曲が増え、Chassolからの影響も感じられる意欲作となった。心地よい浮遊感に包まれてチルアウトできる。

 

●No.19 Punisher/Phobe Bridgers

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LA出身の新進SSWの2作目。今年はThe 1975とのコラボレーションでも注目を浴びた。ローファイなフォーク~ギターポップからブラス隊をフィーチャーし聖歌的なバックコーラスまであるラスト曲まで、USインディ的サウンドとメジャー志向の大物感を嫌味なく同居させる手腕が見事。何より声とメロディが良いのと、女性SSWにありがちなメンヘラ感があまりなくてカラっとしてるのも好き(個人の感想です)。

 

●No.18 First Star/Jewel☆Ciel

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Arc Jewel所属のアイドルグループ初のフルアルバム。アイドルらしい夏感とノスタルジアのあるキラキラした楽曲をメインとしつつも、芯のあるバンドサウンドが全体をグッと引き締めて、派手過ぎず地味過ぎずの絶妙なバランス。個人的に「アイドル楽曲で評価すべきは玄人受けするジャンルに特化しているかではなく、多彩なジャンルをいかにポップミュージックとして昇華できているかではないか?」という認識を持つきっかけになった。楽曲提供者の1人でサウンドプロデューサーの平田博信(Swinging Popsicle)が以前関わっていたAurolanoteのカバーが秀逸。

 

●No.17 Gulfer/Gulfer

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カナダ出身のエモリバイバルバンドの2年ぶりの新作。前作Dog Blessはザ・トゥインクルエモという感じのツインギターがタッピング地獄で畳み掛ける強烈かつ勢いのある作品で、個人的にも2018年ベストの1枚に挙げていた。今作はイントロを挟んだ2曲目こそ前作を彷彿とさせるが、全体的に鬼のタッピングは要所に留める感じでグッと聴かせる正統派にシフトしている。結果的にバンドのソングライティングの良さが浮かび上がる好作となった。例えるならGulfer版endserenadingか?

 

●No.16 蕾/Climb The Mind

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名古屋のマス~エモスリーピース3年ぶりの新作。よりスローでメロディアスに、フォークソングを彷彿とさせるまで歌心が深化。持ち味である飄々とした歌詞も物語性が強まり、『出会いと別れ』を感じさせる内容となった。一方でリード楽器と言っていいような独特のベースライン、エモーショナルにバーストするギターは健在で、メロディを一層引き立たせている。インディ・エモ好きのみならず、もっと認知が上がって良いバンド。

 

●No.15 Notes On A Conditional Form/The 1975

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前作でUKのみならず世界的ロックバンドにのし上がった4人組の前作から短いスパンで発表された4作目。CD1枚で22曲トータル80分というボリューム、スムーズには進まない曲構成と、正直アルバムとしての評価に若干困る作品となった。一方でMe & You Together Songを始めとした先行シングル群の圧倒的なキャッチ-さはキャリア中堅バンドとは思えない瑞々しさに満ちている。個人的にはサブスク主流となりアルバムの存在価値が問われる昨今の音楽の聴かれ方への皮肉かつ挑戦状と解釈したが…

 

●No.14 Forever + Ever X Infinity/New Found Glory

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00年代ポップパンクの代表格の10作目。ルーツであるHCパンクの前のめり感を取り戻しつつ、持ち味のドキャッチ-なメロディセンスも全開にした傑作。ロックバンドがトレンドで無い今だからこその原点回帰。今年のパンクシーンを象徴する一枚となった印象。余計な説明は不要、あの頃キッズだった皆聴くべし。

 

●No.13 Never Not Together/Nada Surf

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USインディ・グランジオルタナシーンの荒波を生き抜いてきたベテランバンドの9作目。キャリアの中で研ぎ澄まされていったメロディセンス、普遍性、純度の高いギターポップ集。初期代表曲Popularを彷彿とさせるスポークンスタイルでまくしたてるSomethig I Should Doは圧巻。

 

●No.12 Suddenly/Caribou

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Dan Snaithによるソロプロジェクト6年ぶりの新作。夢見心地なエレクトロサウンドと歌心のあるメロディは健在。今作は大胆なサンプリングのR&B~ヒップホップ的なアプローチやフォークトロニカ要素も盛り込みバラエティ豊かで緩急があるのにしっかり一貫性のある作品となっている。HOMEは今年のベストトラックの1つ。

 

●No.11 Clouds In The Mirror (This Is Not A Safe Place reimagined by Pêtr Aleksänder)/Ride

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昨年に発表したThis Is Not A Safe Placeを Pêtr Aleksänderがストリングスアレンジでリミックスしたアルバム。元々再結成後のRIDEはエレクトロニカに積極的に接近していただけあって、繊細なメロディライン・コーラスワークがポストクラシカルなサウンドが違和感なくマッチしている。RIDEというバイアス抜きにしても純粋に美しい作品。

 

●No.10 Ohms/Deftones

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ハードコア・メタル両界隈から支持される稀有な重鎮(物理的にも)バンドの4年ぶりの新作。前作GOREは若干煮え切らない内容だったが、今作はチノのボーカル、ヘヴィに浮遊するギター、アンビエントなエレクトロサウンド、どれを取ってもいい具合に振り切れている。所謂キラーチューン的な楽曲は無いがアルバムトータルで隙が無い。サバスばりのクラシカルなフレーズから激重展開に雪崩れ込むラスト表題曲で一気に全体の流れが集束していく感じは圧巻。

 

●No.9 PINK/RAY

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匿名シューゲイザーアイドルとして話題になった………(以下ドッツ)の運営が手掛ける4人組アイドルの初のフルアルバム。ドッツ時代の楽曲も一部引継ぎ、Ringo Deathstarによる提供曲Meteorなどシューゲ~エレクトロ路線を継承しつつ、新機軸としてパンク・ポストハードコア色が強まった作品に。これらの雑多なジャンルを内包しつつも核となるのはキラキラとしたメロディラインと4人の歌声。マニアをニヤリとさせる音楽性を維持しつつも、しっかりアイドルポップスとして成立する楽曲たち。この魅力を否定しろというのはなかなか難しい。

 

●No.8 Printer's Devil/Ratboys

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シカゴを拠点に活動する男女エモ~オルタナデュオの3作目。今作から4ピースのバンド編成になった影響か、ぐっと歪んだギターが前面に出たアグレッシブな作風に。これにJulia嬢の甘い歌声が乗っかるのだから堪らない。that dogやSarge、P.S.Eliotなどの90'sオルタナの系譜を引くギターポップ好きは必聴の一枚。

 

●No.7 Corpo Possivel/Bruna Mendez

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アフロだし名前似てるけどブルーノ・メンデス(セ●ッソ大阪)ではありません。ブラジル出身の若手女性SSWの2作目。エレクトロでチルなサウンドに乗せてポルトガル語で歌われるR&Bサウンドと語感の相乗効果で独特な心地よい浮遊感が産まれ、トレンドの音でありながら圧倒的に個性的。やはり南米大陸は才能の宝庫である。

 

●No.6 Somewhre City/Origami Angel

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ワシントンをベースに活動する2人組エモリバイバル。昨年11月のリリースだけど、存在を知ったのも聴きまくったのも今年だし今年のベストに入れさせて下さい。所謂トゥインクルエモ的な楽曲もあるものの、そこに留まらない個性的でテクニカルなギターアプローチ(特にクリーントーンのカッティングがイカす)がカッコいい。NFGばりの爽快なポップパンク・STDのような切ないメロディにエモリバイバルのシンガロングな衝動性が合わさったら最強でしかないでしょう。

 

●No.5 Figure/Into It. Over It.

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数多くのバンド・プロジェクトで活動してきた現行エモの最重要人物の1人、Evan Weissの本業とも言えるiioiの4作目。前作Standardsはパンキッシュな要素が減退しポストロック的なアプローチで聴かせるアルバムだったが、今作はより広義のギターロックに接近している。と言ってもメジャーな大作志向というわけでもなく、いい具合に力みの無いバンドアンサンブルとグッドメロディは個人的にはNarrow Stairsの頃のDCFCを彷彿とさせる。Evanの才能底知れず。

 

●No.4 Inlet/Hum

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95年に早すぎたポストオルタナな1枚You'd Prefer an Astronautを発表し、後発世代に多大な影響を与えたバンドが22年ぶりの新作を突如発表。基本的なスタンスは変えず、そのヘヴィさはさらに凶悪に、ブランクを感じさせないどころか時代がようやくHumに追いついたことを証明するような1枚となった。奇しくもShiner、DeftonesJESUなどジャンルの壁を超えてヘヴィな音を鳴らすバンドが直近で新作を発表し、この流れを象徴するようなオリジネイターの帰還だった。

 

●No.3 16歳のアリス/川上きらら

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うさぎのみみっくのメンバーとしても活動する福岡出身の16歳(現在は17歳)のソロ名義で初のフルアルバム。初期松田聖子を彷彿とさせる古き良き正統派アイドルポップスを現代に成立させるのは、彼女の歌声・と歌唱法(特にしゃくりが素晴らしい)あってこそ。更に80年代後半~90年代前半J-POP的なアプローチもあり、飽きさせない。音楽がライトに消費させる時代だからこそ作りこんだよい曲・アレンジ・歌が満載の作品が世に出たことは意味があると思う。グループ活動含めて今後に更に期待。

 

●No.2 Women in Music Pt. III/HAIM

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正直彼女達の過去作はあまりちゃんと聴いていなくて、『ブラックミュージックや80’sを消化したお洒落な音楽をやる今時のバンド』という印象だった。ある日たまたまレコード屋でかかっていたのがこの『Women in Music Pt. III』、レイドバックした泥臭いアコースティックナンバーが耳に残った。今作は前述したイメージ通りのスタイリッシュさもありながら、そこにアメリカーナなテイストが違和感なく溶け込んでいる。ジュディ・シルポール・サイモンがアレンジしたようなLeaning On Youは今年のベストトラックの1つ。

 

●No.1 Every Sun,Every Moon/I'm Glad It's You

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カリフォルニアのエモバンドの2作目。前作はThe Promise Ringフォロアーとも言える正統派なメロディックエモだった(なお今作を買った後に聴いた)が、今作は御大J・ロビンスをプロデューサーに迎え、エモの枠を取っ払ったギターポップとも言える爽快感とスケール感のある作品に。ピアノやキラキラシンセも多様しつつ、時に軽快に時にエモバンドらしくハードにドライブするギターサウンドが心地良い。そして、3-4枚目あたりのSaves The Dayや初期Copelandを彷彿とさせる切ないメロディラインの素晴らしさ。00年代前後に出てきたらメインストリームでヒットも狙えたのではとすら思える。エモを、洋楽を普段聴かない人でも刺さる人がいるであろう、そんな普遍性のある大傑作。

 

そんな感じで、今年は嗜好がパンク・エモ寄りになったのが顕著に出た結果になりました。アイドルに関しても所謂楽曲派的なものより純粋に曲が良いものが刺さるようになってきたかも。そんな2020年でしたな。